スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ノーベル賞です

1ヶ月ブログを更新しなしと、変なスポンサーサイトがトップに表示されるという、FC2ブログの規定があるため、
やむなく、よもやま話でお茶を濁そうと思た次第です。

ノーベル医学生理学賞は、思た通り山中教授ではなく(昨年も有力候補)免疫関係の(僕もよく知らない。。。)お偉方が受賞しました。そのうちのお一人が、受賞決定数日前に亡くなられていたということで物議を醸したわけですが、ノーベル財団の鶴の一声的発言で決定通りとあいなりました。

昨年に僕がこのブログで書いたように、今年も日本の京大、山中教授が最有力候補でした。しかし大概ノーベル賞は有力候補と騒ぎすぎると落ちます。
もっとも前回僕が主張した通り、医学の研究は臨床応用が広く一般に流布するのを確認して社会への貢献と見なす傾向があるような気がします。
山中教授のインパクトファクターは他の追随を許さない勢いがあるのは確かです。

静観しましょ!!!!
スポンサーサイト

ノーベル平和賞

ノーベル賞はすごいことをやる。

平和賞に、投獄されている中国民主化活動家を選出した。

平和賞だけは、その賞の特性から選考基準に毎年少なからず批判が巻き起こるが、
今回は、選考基準がどうのこうのより、
中国といういわば「飛ぶ鳥を落とす勢い」の大国に挑戦するような決定であるところがすごい。

純粋に選出に関する是非はともかく、中国の圧力に屈しなかったノーベル財団を
日本は見習って欲しい。

もちろん、ノーベル賞がノルウェー国家とは独立した団体であることが前提だが、
まったく圧力を意に介さないという姿勢は立派だと思う。

それに引き換え、ちょっと輸入を制限されたぐらいで、
犯罪者を釈放してしまうような国家はいかがなものであろうか?

今の「レアアース」云々言っている政府を見ると、
船長釈放に関して財界からの圧力が相当あったであろうことがうかがえる。

まあ、財界も財界であるが…。

今日発見した記事がある。
:サーチナ総合研究所(上海サーチナ)のアンケートで、
2010年のノーベル化学賞を根岸英一氏、鈴木章氏の2邦人が獲得したように、
アジアの国では日本にノーベル賞受賞者が集中していることについて、
「侵略で得た財産を科学技術や経済発展に投資」と考える中国人が多いことが分かった。


…こういった記事をのせること自体に意味があるのか疑問であるが、
すべての日本国民はこういった記事から中国への反感を増す事になる。

おそらくほとんどの国民は中国に対して
「いやな奴ら」
「やっかいな隣人」
「面倒くさい国家」
「勝手し放題」
「出来れば関わりたくない」
などの印象を持っていると思う。

一方で中国の日本に対する感情はもっと激しい。
「打倒日本」
「侵略国家日本」
「過去に大罪を犯した日本」
などであろう。


ここでひとつ、思った事がある。
中国というのは、実は日本を本心から「怖れている」のではないだろうか?


この項続く

ノーベル化学賞

ノーベル化学賞に2人の日本人研究者が決定した。

日本人として大変喜ばしいことである。

すごい、としかいいようがない。

前回、医学生理学賞の選考に言及したが、
化学賞でも選考過程で社会への貢献という事柄を非常に重視しているのではないかと思われる。
彼らの元研究は70年代のものである。

根岸さんによると、8年ほど前から師匠である米国研究者に「ノーベル賞に押している」
と言われていたそうである。

専門ではないので詳しい事に言及出来ないが、
メディアの報道の範囲で推測すると、彼らの研究である「クロスカップリング」は
現在液晶画面や降圧剤の製造の基礎となっているという。

液晶画面は2000年以降に世界に発展した技術である。

降圧剤の方は、「ARB」という、これも2000年以降に製薬業界を席巻した、
今では高血圧の人は「誰でも内服している」薬である。

彼らより以前に「クロスカップリング」の発表をしていた日本人の研究者がいるそうだが
(玉尾皓平(こうへい)・理化学研究所基幹研究所長(67)らが
72年に発表したニッケルを触媒に使ったクロスカップリング)毎日JPより引用
その玉尾氏は「応用に対する価値をより重視したように思う」と述べている。

前言を翻すようであるが、ノーベル財団は結構熟考している(あたりまえだが)。

したがって医学生理学賞を「体外受精の技術」に与えたのも、
体外受精で誕生した人々が次の世代の子どもを持ち始めたという社会事象を観察していたのかもしれない。


ノーベル医学生理学賞2010 その2

前回、ノーベル医学生理学賞の候補として日本人研究者の名前が挙がっていたと書いた。
それは京都大学の山中伸弥教授である。
対象となった研究内容は
「人工多能性幹細胞(Induced pluripotent stem cells)=IPS細胞」に関するものである。

まず始めに極めて個人的な見解から述べておく。
過去のノーベル医学生理学賞の傾向からすると、山中教授にはやや不利であった。
教授の研究は「臨床応用」を前提とした(前提としなくとも必然的に臨床応用されてしまう)
性質のものであり、
そのような研究は、どんなに脚光を浴びていても、
実際に臨床応用された実績がないと受賞しづらい傾向にあると思われる。

まさに、今回受賞したエドワーズ氏の体外受精もその筆頭であるが、
前回言及した、ピロリ菌しかり、子宮頸癌のウイルスしかり、
もっと遡れば、CT(コンピューター断層撮影)の開発しかりである。

もはやピロリ菌の除菌治療は日本中どこのクリニックでも出来るし、
CTを受けられない「病院」は日本には存在しないといっても過言ではない。
体外受精もわざわざ遠くへ行くまでもなく受けられる。
ノーベル選考委員はそこまで検証している(かどうか本当は知る術がないが…)。

一方で「人体のしくみ」に関する画期的発見は割と早く受賞している。
筆頭は「おなじみ」DNAの構造を解明したワトソンとクリックである。
ジェームズ・ワトソン34歳、フランシス・クリック42歳、
1953年に科学雑誌Natureに掲載された、たった2ページの論文でその9年後、
1962年に受賞している。
日本人唯一の医学生理学賞受賞者、
利根川進氏は「抗体の多様性に関する遺伝的原理の発見」により48歳で受賞。
「原理」を発見した人たちは比較的早く受賞する傾向にある。
そういう意味で、今回の山中教授は不利であった。
IPS細胞の世界初の培養は脚光を浴びたが、「しくみ」の発見ではない。
今後どのように臨床医学として社会に貢献してくのかがまだ見えていない段階である。

さらに皮肉なことに山中教授の研究は
これまで、ES細胞は卵子や猿などの動物の胚などを利用するしか作る方法がなかった。
女性から卵子を取り出すのは危険であり、また生命(もしくは、これから生命となる物)を扱う事に対して
倫理的にも問題があったため、研究は進まなかった。
しかし、山中達が開発したこの方法では、人間の皮膚から作られるので、
危険性、倫理的な問題などを回避する事が出来るようになる。
そのため、論争に関わりなく研究が進められる

(Wikipedia引用)
だそうである。。。

本日になって体外受精に反対するバチカンが、ノーベル医学生理学賞に批判を表明しているが、
この結果は皮肉である。


とは言ってもである。
研究者たちにとってはノーベル賞というのはオリンピックの金メダルである。

PubMed」という全世界の医学生理学論文を検索するサイトがある。
それによると、
山中教授のグループで「ips細胞」で検索すると
2010 年15件、2009年17件、2008年9件の論文
が検索される。

一方、エドワーズ氏の名前で検索すると
2010 年0件、2009年1件、2008年0件、2007年2件の論文のみである。

以上のような理由でバチカンとは異なる理由から、
ノーベル医学生理学賞受賞に疑問を持った経緯を述べた。

この項続く...

ノーベル医学生理学賞2010 その1

本年度ノーベル医学生理学賞に、
ロバート・G・エドワーズという85歳のケンブリッジ大学名誉教授の受賞が決定した。
受賞理由は「体外受精技術の開発」ということである。

ノーベル賞は絶対的なものというイメージがあり、公の場で批判する人は皆無である。
ただ今回の受賞は個人的には少々疑問を呈さざるを得ない。
一介の医者の大それた意見であるが、理由がないわけではない。

受賞したエドワーズ氏(以下氏)は確かに偉大な業績を残した歴史に残る研究者である。
が、受賞理由が1960年代からの研究で、1978年に世界初の臨床成功例を得た体外受精に対するものである。
単純に、何故85歳になった今年の受賞なのか?
どうして10年前、あるいはそれ以上前に受賞しなかったのか?
という疑問が起こる。

過去にも、受賞理由となった元研究から時を隔てて選ばれた学者は何人かいるが、それ相応の理由がある。
例えば2008年のハラルド・ツア・ハウゼン氏は、
1983年の(子宮頸癌の原因となる)ヒトパピローマウイルスの発見に対しての受賞であるが、
実際にワクチンが開発されたのが2006年で、全世界に広まったのは2007年頃(日本は2009年)であるため、
受賞時期にはそれなりの根拠がある。
本人は72歳での受賞、元研究から25年目である。

また、2005年、ヘリコバクターピロリ菌の発見で受賞したバリー・マーシャル氏とロビン・ウォレン氏
も元論文は1983年の発表であるが、
胃潰瘍に対する除菌療法が確立され全世界に広まったのが2000年初頭であるため、それも理解できる。
で、本人たちはそれぞれ54歳、68歳、元研究から23年目である。

今回の氏は元研究から30年以上、本人85歳である。
自分が見逃しているのかもしれないが、体外受精は既に10年以上前から全世界に広まっていて、
ここ最近の氏が関係するトピックスはないようである。

ともすれば他に適した者がいなかったための名誉賞的な意味合いではないかと勘ぐってしまう。
ずいぶん次元は異なるが、
2006年に映画「ディパーテッド」でアカデミー最優秀監督賞を受賞した
マーティン・スコセッシと重なってしまう。


そして何よりも気になるのは、今回候補者として名前が挙がっていたのが
日本人の研究者だったことである。


この項続く...

プロフィール

SurgeonX

Author:SurgeonX
Surgeon X

facebook
twitter
surgeon_Xをフォローしましょう
最新記事
クリックThanks!!
最新コメント
リンク
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。