スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スコットランド独立に関する住民投票


Google マップ

本日のビッグニュースは、スコットランドの独立が住民投票で否決されたという話題である。
が、おそらく我々日本人には今ひとつピンと来ていない話題であろう。
もちろん、ウイスキー業者とか親族がそちらで暮らす日本の方々とか投票結果に固唾をのむ人たちもいたであろうが、かなり少数の人たちだと想像される。
そもそも「スコットランドがイギリスから独立したい」理由を感覚的に多くの日本人は理解出来ていないし、また「独立しないで欲しい」という主張の根幹も厳密に理解出来ていない。
そんな日本人の感覚からすると、不思議なのは独立賛成派と反対派が、己の主張を強固にアピールするという日本のメディアが垂れ流していた映像である。
真っ向から反対する人間が同一空間に二手に別れて暮らしているというのは極めて考えにくい。
想像だが、グレイゾーン(賛成か反対かどちらとも言えない、どちらかと言うと賛成、どちらかと言うと反対)といったカテゴリーに分類される住民が多くいたはずである。ただ、「独立」という、あたかも「革命」に匹敵するかの如く崇高で純粋な香りを放つ魅惑的なスローガンに、「感覚的に」シンパシーを抱いた熱狂人がこの投票をスリリングなものにしたのは間違いない。

印象的なのは、独立派急先鋒の政治家の選挙後の会見である。よく言えば、彼は民主主義と選挙を遵守した、極めて潔い政治家である。穿った見方をすれば、これだけ独立派を煽動した効果によって(独立は叶わなかったものの)地方の権限が強化されることになり、ある意味二番目以下の目的が達せられたような物言いであった。
いずれにせよ、日本において選挙で負けた政党がだらだらと言い訳をする見苦しい顛末よりはずっとすかっとする会見であった。
つまりは「民主主義」の最も分かりやすい国策決定過程を我々は見たわけである。
民主主義社会たる日本は、この民主主義の根幹を成す、「選挙」と「多数決」を汎用すべきで、集団的自衛権云々にせよ、原発再稼働にせよ、かつての小泉の郵政解散ように「民意を問いて」みろ! と私は主張したい。


スポンサーサイト

朝日新聞に見る東京都知事選評

宇野常寛という30代の評論家がいる。評論家といっても学者系ではなく、主にサブカル系の言論人である。
その宇野氏が朝日新聞2月12日朝刊に、「若者に届かぬリベラル」と題して、先の東京都知事選の分析エッセイ文を寄せている。
要約するとこうである。既存の保守層よりタカ派色の強い訴えをした田母神氏が61万票も集めた結果を「衝撃的だった」とし、
理由は「ネット保守」と呼ばれる若者層からの指示を得たからだという。
一方のリベラル勢力は、そうした若者層に対し説得力のある主張をしてこなかったため取り込む事が出来なかったという。
そしてその背景にあるのは、リベラル勢力のある種の大衆蔑視ではないかと。

私はこの分析に違和感を感じる。まず田母神氏の61万票が「多い」のか?という疑問である。
選挙戦最中、選挙演説をまともに行い、メジャーなメディアで取り上げられていたのはほぼ4人だけで(稀に家入氏が単独で登場したが)、その4人の最下位なのだから
「少ない」というのが私の印象である。しかも過去に二期連続で都知事に選ばれた石原氏と政治信条が近いにもかかわらず、である。したがってもっと票を集めても不思議ではなかった気がする。
さらに疑問は、宇野氏の分析は「リベラル勢力」がネット保守若年層を取り込めずに「負けた」的な文脈になっているが、
実際、いわゆるリベラル中道(細川)、リベラル左派(宇都宮)はそれぞれ100万票あまりを確保し、田母神氏には「勝っている」のである。
むしろ個人的には、何年も政治の世界から離れていた盆栽している爺さんが100万票集めた事の方が衝撃的であり、リベラルの声はあらぬ方向に届いていたのかと感心する。
私の業界で例えるなら、何年も手術をしていない元外科医にいきなり重大な手術をお願いするようなもので、空恐ろしい。


さてそんな私の鬱憤を、意外にも同じ朝日新聞が晴らしてくれた。
菅原琢という政治学者がいる。宇野氏より2歳ほど上らしいがまだ30代である。こちらはガチガチの学者で、政治学の中でも選挙を研究しているらしい。
計量政治などという。菅原氏は2月27日朝刊で、「民意は単純ではない」と題した、やはり東京都知事選の分析文を掲載している。
氏が大学で研究している専門分野なだけあって説得力がある。要約すればこうである。
田母神氏が60万票で4位に入ったことが一部メディアの注目を集めているが、それらの記事は若者を中心とした過激で「愛国的なネットユーザー」に支援を広げて大量得票した、と言う話の筋となっている。
しかし、実際は「この説を指示する明確な根拠は書かれていない。同候補に投じた人々が、愛国的で過激なネット保守と呼ぶべき人々だというデータは示されていないのである」という。
さらに、過去の都知事選で同程度の得票数で落選しながらここまで大きな扱いを受けた候補はいない、という。
田母神票=「過激な保守」という前提での論評に読み違いがあるというのだ。
もっともだと思う。

さらに私見であるが、「ネット保守」が現実的には東京都住民だけではないのは明らかで、かつて自民党の大票田が地方農村地帯にあったこと(今でもそうだが)を考えると、
意外と地方に「ネット保守」層が潜在している可能性は否定できない。つまり、田母神氏は「ネット保守」に人気があるのは確かだが、
かといって、東京都知事選挙でそれらが有効な票になるかは詳細を分析しないとわからないのである。

政治的に偏向報道が目立つ朝日新聞であるが、上の若手論者の対比は「朝日としては受け入れられない田母神氏の獲得票数」を異なる観点から興味深く探ったものとして
一定の評価に値する。






衆院選’2012

いやはや、政党が乱立し、まったくもうという社会情勢である。
「綺羅星の如く」とか「群雄割拠」などという形容とはほど遠く、
むしろ「種々雑多」の「十把一絡げ」で「カオス」状態であり、manifestoの蔵出しバーゲンセールである。
政党間の討論は「めくそはなくそをわらう」状態である。
選挙戦の争点は?などとマスコミが煽るが、ある政党はすべての懸案事項にシロクロ付けずに「考慮中、今後の状況次第、要審査」などと
すべてグレイゾーンで戦おうなどとしている。それも一理あるマニフェストウだが、如何せん「弱い」。
どこぞかの女性知事が小沢と市民グループに担ぎ上げられ、新党結成してしまった。
主な内容を見れば共産党と組めば良かったのではないか?という公約である。
そもそも共産党ほど「どしり」と構えた古株野党はいない。
共産党こそ議席を伸ばして欲しい野党No.1であると思っているが、なかなか賛同が得られない。
担ぎ上げられた女性知事の主張は、その分野においてはほぼ共産党が受け入れてくれる内容である。
何故共産党と組まないのか疑問である。
まあ、普通に考えてあの小沢が共産党と連立?。。。噴飯ものである。
それにしても共産党は沖縄に優しい。基地「移設」など生易しい公約を掲げていない。「基地全面撤廃」である。すごい。
オスプレイ即時撤退。すごい。原発即時凍結。すごい。消費税増税しない。代わりに法人税増税。すごい。
TPP不参加、条件無し。すごい。日米安保条約抜本改定。すごい。
共産党に比べたら、女性知事や小沢や河村なんちゃらは完全「おこちゃま」である。
もともと自民党だった元警察官僚の亀井氏に至っては何考えてんだか。。
「脱原発」の市民団体はセクト系を廃し、共産党と組む事を期待する。
個人的には、知らない間に共産党がこともあろうか「第三極」の要になっていた!というシナリオを夢想する。
それって過激、かつエキサイティングじゃないだろうか?
志位さん、しっかりしろや。いまここだぞ、狙うのは。
雑魚どもの第三極とやらを尻目に票を伸ばす共産党に私は期待する。
断っておくが、私は共産党員ではないし、共産党のマニフェストウに反対である。
しかし政治が変わったという印象を持ちたい国民は、(良い悪いはともかく)共産党に投票すべきである。
というか、マスコミが垂れ流す情報、報道がある程度民意を反映していたなら共産党が議席を伸ばすはずである。
で、維新とか太陽とか未来とか人気先行政党は、からっきしのはずである。
が、が、である。実は世の中の連中はマスコミにいいように左右されていない。と信じている。
耳障りの良さそうな何の解決にもならない正義感ぶったコメントを垂れ流す「ポピュリズム否似而非政治学者」におそらく国民は騙されないと思う。
小沢の画策が容易に透けて見える茶番にも国民は騙されないはずである。

続きは衆院選後の12/16に。。。。。。

オバマ大統領再選

オバマ米国大統領が再選を果たした。
ひやひやものの、かなりの接戦だったらしい。
内向きの選挙戦だったとの事で、おそらく日本との関係は考える暇もなかったに違いない。
勝ったのは良いが、この先厳しい大統領業務を強いられるであろう。
米国にとって中東を筆頭に、中国、ロシアといった外交の難題は、
沖縄の基地問題より優先されるであろうことは、残念ながら明らかである。
シリアで毎日戦闘により人々が死んでいる現状は、
長期的視点はともかく、福島のメルトダウンよりはるかに「serious」である。
かの大統領と同い年の私は4年前の勝利から内なるシンパシーを感じていたが、
今回の再選ではむしろ一種の同情すら禁じ得ない。
彼と同時代を生きた地球人として。。。
CNN調査結果によると、都市部はオバマ、地方はロムニー。白人はロムニー、
有色人種、女性はオバマという構図が浮かび上がった。

アメリカはどこへ向かうのか?
そして日本は.....?

民主党代表選の愚

驚くべきは、未だに「新小沢」だの「反小沢」だのといった言葉が取り沙汰されるという
時代錯誤のメディア感覚である。

代表選の投票権が国会議員にあり、
その選出者が首相になるという議会制民主主義が我が国の政治機構であるから、
やむを得ないと言えばそれまでである。

しかし国民の多くは、現在自国の総理大臣選出に際して
「小沢色」の濃淡を気にしていないと思われるがいかがであろうか?

「脱小沢」が出来ない民主党議員が「脱原発」どころではない。
過去にも記述した通り(ここ)、自分は小沢一郎氏が好きな方であるが、
今の日本はそんなこと言っている場合であろうか?

誤解を怖れずに言えば、菅直人続投ではダメなのか?
野田だの海江田だの馬淵だのより、菅直人の方がましではないだろうか?

そもそも首相が軽くなった発端は断末魔であった自民党にあるのだが、民主党もそれを「継承」してしまった。
そしてメディアも継承した。

元を正せば「ねじれ国会」がその主な病因であるが、「ねじれ国会」を形成したのは我々国民である。
議会制民主主義は衆議院選挙がその心臓で、参議院選挙が脳である。
なーんて、政治素人の自分が言うのは恐れ多いが、
政治素人の大多数の国民に選挙権があるのが民主主義だからしょうがない。
結局、投票した一票はめぐりめぐって自分に跳ね返ってくるのである。

小沢がどうだこうだとまくしたてるメディアに騙されるな。

街頭の民衆インタビューを恣意的に選択して放映するテレビに騙されるな。

無責任な新聞の論評に騙されるな。

そしてこのようなわけのわからないネットの発言に騙されな。




プロフィール

SurgeonX

Author:SurgeonX
Surgeon X

facebook
twitter
surgeon_Xをフォローしましょう
最新記事
クリックThanks!!
最新コメント
リンク
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。