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低侵襲手術とは何か その1

TAVI1
低侵襲大動脈弁置換術 カテーテル治療 TAVI TAVR 経皮的大動脈弁置換術
さて、TAVI、TAVRという治療が心臓血管外科業界で脚光を浴びている。実際は欧米で2002年から行われ、本邦では遅ればせながら昨年2013年10月にようやく保険適用となった治療である。「低侵襲」を謳いながらも高度な技術と設備とスタッフを要する先進的医療である。
この治療に関して、「心臓」という循環器系の医療雑誌が最新刊で特集を組んでいる。その雑誌の巻頭言(この雑誌は「OpenHEART」と銘打っているが)で某国立大学心臓血管外科の教授が「医師の自制、患者の自主」という題目の興味深い記事を書かれていた。
要約すればこうである。今後日本は世界に類を見ない超高齢化社会に突入する。医療費や社会保障費は高騰し、消費税の3%増税だけでは賄いきれない。医療の分野の内訳を分析すると循環器の分野の医療費高騰が目立つ。そのひとつとして高度医療機器が超高齢の老人に適用されていくことがあげられると(心臓 2014年4月号 Vol.46 No.4より)。ペースメーカーや「TAVI」など。このようにTAVIの特集号でありながら、あえて先進医療に釘を刺すような巻頭言を載せる雑誌編集者の粋を感じるとともに、その教授の問題提起に感心した次第である。



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